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ジャンケン理論とは

以下の理論をジャンケン理論といいます。この考え方は実戦で非常に重要になってきます。


つぶしは大連鎖に強い
大連鎖は速攻に強い
速攻はつぶしに強い


つぶし・速攻・大連鎖については後に詳しく解説しますが、これらの関係がジャンケンのグー・チョキ・パーと同じであることからジャンケン理論と名づけられました。この関係はよく頭にいれておいてください。

なお、つぶし・速攻・大連鎖の性質は以下の表のようになります。これも覚えておいてください。


     (速さ)  (威力)
つぶし:  速    弱
速 攻:  中    中
大連鎖: 遅    強


それでは具体的にそれぞれの項目を見ていきましょう。

つぶし

つぶしとは、隙をついて2〜3連鎖の速い連鎖を撃ち、相手の連鎖のスイッチを塞いでしまう技術です。大連鎖ほど強いと考えられがちですが(実際に威力は大連鎖ほど強いのはたしかですが)、2連鎖や3連鎖などの小さな連鎖にもメリットがあります。それはずばり、速いということです。

大連鎖は当たれば強力ですが、撃ち終わるまでに時間がかかるため、その間に相手は連鎖を伸ばしたりして対策を練ることができますし、色が来なくて起爆できないという事態にもなりません。ところが小連鎖だと、すぐに連鎖が終わってしまうため、相手は対策を立て辛いのです。よって、相手の隙をつきスイッチを埋めてしまうつぶしには小連鎖がうってつけです。

つぶしの弱点は威力が弱いということです。よって、相手により大きな連鎖を撃たれてしまうと簡単に返されてしまいます。ですから、つぶしを撃つのは相手が反撃できないタイミングでなくてはなりません。そのタイミングを知るために、つぶしを行うときは特に注意深く相手のフィールドを見ている必要があります。

また、スイッチが埋まり、かつ一瞬では掘り返せないぐらいのダメージを与えたいので、2〜3連鎖とはいっても、多少強化しておくのがベストです。そうすれば速い上につぶすだけの威力があるいい攻撃ができます。

基本的に自由形で組めばいいのですが、形の決まったつぶしの技もあるので具体例を以下にいくつか挙げておきます(もっともここまできれいなものは実戦では使いづらいですが)。










←スイッチ

ヘルファイアAタイプ





●●● ←スイッチ



ヘルファイアBタイプ






●●●●●



強化ヘルファイアBタイプ


また、強化2連鎖・3連鎖を高速で撃ちまくるのも有効です。
つぶしが成功しても、もたもたしていると相手が邪魔ぷよを掘り返し回復してしまいます。そうなる前に、追い撃ちをかけることが必要です。とはいってもそこで長い連鎖を組んでいると、その間に相手は回復してしまうので、そうさせないために速くて重い攻撃をし続ける必要があります。そういうときにも強化2連鎖や3連鎖は使えます。

また、つぶした後のことを考え、あらかじめ追い撃ち用の連鎖を用意しておくのもよくある手です。

つぶしの戦略をまとめると、まず速くて(2〜3連鎖)ある程度威力のある連鎖を作り、隙を突いてそれを発動し相手の連鎖のスイッチをつぶし、相手が掘り返す前に重くて速い追い撃ちをかけて倒す…といったところです。なかなかテクニカルですが、よく練習してください。

速攻

直撃すれば致命傷を与えられる威力を持った連鎖を高速で撃つ技術を速攻といいます。とはいっても特別な技術は必要ありません。一般的に速攻は5連鎖程度の基本三種を高速で発動させるだけですので、スピードと正確ささえあれば簡単にできます。できれば20秒以内に撃ちたいので、基礎訓練をしっかりと積んでおいてください。これにつきます。

相手が素人の場合は、速攻を仕掛けただけで倒せてしまいます。ですので、速攻ができるようになると、素人にはほぼ負けなくなるでしょう。

しかし問題は相手が玄人の場合です。玄人に対して迂闊に速攻で仕掛けると、その連鎖が発動している間に対策を練られ、返されてしまい逆に不利になってしまいます。玄人相手に速攻を仕掛けるのは、よく相手の状態を見て、返されないことを確認してからでなくてはなりません。相手が大連鎖を組める状態にないときを狙って発動させるようにしましょう。

大連鎖

大連鎖を知らなくても世の中のほとんどの人は倒せますが、ある一定レベル以上の相手と対戦する場合、大連鎖が組めないと圧倒的不利になってしまいます。

追加効果をつけまくったりして大連鎖を撃つことも可能ではありますが、ここでは大連鎖の組み方の基本である折り返しについて解説していきます。

それでは早速折り返しの具体例を以下に挙げてみます。


     

スイッチ→      スイッチ→
     
     
     
     ●●
     ●●


イメージしてみてください。このように折り返すことによって、連鎖数の壁(5〜6連鎖)を越えることができます。この折り返しはさらに、例えば次のように連鎖数を伸ばしていくことができます。


       
       
       
       
       
       
       ●●
       ●●


階段積みを上段に組むことで、両者とも9連鎖になりました。慣れるまでは複雑に見えますが、慣れてしまえば自由自在に連鎖を伸ばしていくことができるようになります。
ちなみに左側の図は階段積みの上に階段積みが組まれている構造をしており、めくり階段積みと呼ばれたりもします。

次に、下の折り返しを見てください。


スイッチ


●●●●
●●●●






10連鎖の折り返しですが(ちなみに連鎖数は見た瞬間わかるように慣れておいてください。自分が連鎖を組む際に役に立つだけでなく、相手のフィールドをチラッと見ただけでその連鎖数がわかるようになると非常に有利です。)、この構造をよく見てください。スイッチが消えてから最初の黄ぷよが消えるまでは挟み込みの構造であることがわかります。そしてその黄ぷよ〜赤ぷよまでがサンドイッチ、その赤ぷよから最後までが階段積みの構造をとっています。このように折り返しは、複雑そうに見えても実は基本三種が組み合わさってできているだけなのです。これはどんな折り返しについても言えることです。ですから折り返しをマスターするには、まず基本三種が自由自在に扱えるようになることが必要不可欠と言えます。

今まで見てきた折り返しはかなり規則正しい構造をしていましたが、実際は多少崩して組むことが多かったりします(スピードアップのため、隙を作らないため、中盤以降にゴミぷよや邪魔ぷよの上から組むとき等)。そうなってくると折り返しのパターンは無限通り考えられるので、ここで全てを図で表すことはできませんが、ひとつ具体例を挙げてみます。


スイッチ

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●●
●●●●
●●●●
●●●●


上の図は、階段積み〜サンドイッチ〜挟み込みの構造をとった折り返しですが、すべて草書で組まれています。このように、多少崩しても折り返しは組めます。特に中盤以降の戦いでは、規則正しい折り返しは組みづらいので、草書を使う機会は多くなります。

折り返しは自分で紙にいろんなパターンを書いてみたりしているうちに慣れてきます。私は学生時代、よく授業中にノートに書いて練習したりしていました(良い子はマネしないように!)。それを実際に組んでみて発動させてみることで、そのパターンが実用的かどうかを確認します。その作業を繰り返しているうちに、いつの間にか折り返しが組めるようになります。ぜひ試してみてください。

また、玄人が折り返しを組むのを実際に見るのは非常に勉強になります。ぜひ見まくって潜在意識にそれを入れてください。そして最終的には自力で自由自在に折り返しが組めるようになってください。


最後に、折り返しを組むにあたっての注意点を挙げておきます。

@つぶしに十分注意する。

大連鎖の天敵はつぶしです。相手のフィールドをよく見ながら連鎖を組むようにしてください。相手がつぶししか撃てる状況にないときは、大連鎖を撃つ必要は無いので、組みかけの連鎖を使い速攻で仕掛けてください。


A無理は行わない。

常にスイッチは確保しておきます。相手が連鎖を撃ってきたらいつでも発動できるようにしておくのです。そのためには、例えば次のような瞬間はできるだけ作らないことが望ましいと言えます。




●● ←スイッチ


これは折り返す途中の状態ですが、スイッチが青ぷよで塞がれており、すぐに発動できる状態にありません。この瞬間が最も危険です。NEXTぷよとNEXT×2ぷよをよく見て、こういう瞬間ができるだけ発生しない効率的な組み方を考えながら組むようにしてください。またどうしてもこういう状況になってしまう場合は、高速で組んで一刻も早くスイッチを確保してください。


B巻き込みに注意する

折り返しは、慣れるまではよく巻き込みというミスをおかしてしまいます。例えば以下の図を見てください。

       ●●
      
スイッチ→
      
   
  
  
  

一見大丈夫そうに見えますが、スイッチを消して落ちてくる黄ぷよが2連鎖目を起こすときに、下段の階段積みの一部である黄ぷよも同時に巻き込んで消してしまいます。それにより、本来9連鎖であった折り返しが6連鎖になってしまうのです。これには十分注意してください(ただしわざとこの巻き込みを使って途中で連鎖を止めて意表をつく高等テクニックも存在します)。ちなみに次のようなふたをするという技術を使えば、この状態を打開することができます。

      
       ●●
      
スイッチ→
      
   
  
  
  

ふたをするとは文字どおり、連鎖に影響しない別の色で巻き込みを防ぐためふたをするというだけです。上の図では黄ぷよの巻き込みを防ぐために緑ぷよでふたをしています。この技術はよく覚えておいてください。


C欲目を捨てる

折り返しはどうしてもリスクを伴う技術です。大連鎖を撃つ必要がない相手に対して、大連鎖を撃つ快感のため、すなわち自己満足のために折り返しを撃つという行為は行ってはなりません(折り返しの練習のために対戦している場合などは除く)。それにより、本来であれば勝てる相手に負けてしまうこともあります。そんなことはわかっているとは思いますが、人間とは悲しいことに実に欲深い生き物です。どうしても欲が出てきてしまいます。「2-1 実戦に向けて」でも述べましたが、欲目は捨てるように心がけましょう